『坂の上の雲』の中でも、特に心に残っている言葉があります。
それが、『連合艦隊解散の辞』の一節です。
「神明はただ平素の鍛錬に力め、戦はずしてすでに勝てる者に勝利の栄冠を授くると同時に、一勝に満足して治平に安ずる者より、ただちにこれをうばふ。古人曰く、勝って兜の緒を締めよ、と」
― 秋山真之(一部抜粋)
これは、日露戦争で日本の勝利を決定づけた日本海海戦の後に、連合艦隊司令長官・東郷平八郎が日本軍に向けて読み上げた訓示です。
この訓示の草案を作ったのが、秋山真之でした。
勝ったあとこそ気を緩めず、平素の鍛錬を大切にすること。
秋山真之の対戦相手の強み・弱みを分析し尽くして、格上相手でも勝てる戦を臨む姿がこの言葉に表われていると感じました。
何かをやり遂げたときや、少しうまくいったときほど気が緩みやすいですが、そんなときにこそ思い出したい言葉です。
私にとって、大切にしていきたい一節です。







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