『坂の上の雲』は、司馬遼太郎さんの代表作として有名な作品です。
NHKドラマで知った方も多いのではないでしょうか。
物語は、
「まことに小さな国が、開花期をむかえようとしている。」
という有名な一文から始まります。
この作品を読んで感じたのは、今自分が生きているこの時代は、日本の未来のために多くの人が命を懸けて守ろうとした先にあるものなんだということでした。
そう思うと、とても胸が熱くなりました。
また、当時の世界的大国であったロシアに対して、諦めずに立ち向かっていく日本の姿にも心を動かされました。
簡単に勝てる相手ではないからこそ、知恵を尽くし、工夫を重ねながら前に進んでいく姿に、読んでいる私自身も勇気をもらえた気がします。
この本の中で、特に印象に残っている言葉があります。
「到底勝ち目のない相手と喧嘩をする時もせめて五分の引き分けに持ってゆく工夫を重ねてから始めろ。」
「若いころは何をしようかということであり、
老いては何をしたかということである。」ー秋山好古
どちらの言葉も、ただかっこいいだけではなく、生き方そのものを考えさせられる言葉だと感じました。
読むたびに背筋が伸びて、自分ももっと前を向いて生きたいと思わせてくれる作品です。
私にとって『坂の上の雲』は、心のバイブルのような一冊です。